シングルマザーは自分の収入で家計を支えなければなりません。
そのため、働くのにパートか正社員か悩む方が多いですよね。
子どものことを考え、なるべく融通のきくところで働きたい、でも、お金は多く欲しい・・・というのが本音でしょう。
今回は、シングルマザーがパートか正社員か、おすすめの働き方を解説していきます。
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シングルマザーはパートか正社員かどちらがいい?
平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告 (mhlw.go.jp)
厚生労働省が行ったアンケートでは、正社員とパートの割合がほぼ同じとなっています。
正直なところ、子どもが病気になったときや、急に休まなければならないときに融通がきくかどうかが、パートか正社員を選ぶ大きなポイントです。
はじめに、パートと正社員のメリットを見ていきましょう。
パートで働くメリット
- シフトの融通がきくシフト制のところが多いので大事な日に休める
- 短時間で働くことができる
- 残業がない
子どもが小さいシングルマザーにとっては、パートで働くのが最適と言えるでしょう。
短時間で働くことができ、子どものお迎えにも行きやすいだけではなく、その合間に家事をすることもできるでしょう。
また、シフト制のところが多いため自分で休日を決めることができ、子どもが体調を崩した日にも休みやすいのが大きなメリットです。
しかし、パートでは社会保険や雇用保険などの福利厚生が受けられない場合が多いところです。
そのため、自分で保険に加入する必要があるでしょう。
また、雇用期間が三か月など決められているため、人手不足のところでなければ次を探さなければいけませんので、長期で安定した収入を得るのは難しくなります。
働き続けられたとしても、子供が大きくなるともっと収入が欲しくなります。
パートでは条件的に満足できなくなってくる事もあるでしょう。
正社員で働くメリット
- 福利厚生が充実している
- ボーナスや昇給がある
- パートよりも収入が高い
- 雇用期間に期限がない
シングルマザーにとって、正社員で働くメリットは、”福利厚生が充実していること”、”収入が安定していること”が大きいです。
また、安定して働くことができ、年に2回ボーナスがあるので金銭面での不安も解消されるでしょう。
(※ボーナスは会社の業績が良くないと出ないので、貰える前提で考えないほうが賢明です)
しかし、正社員は週5回のフルタイムで働く必要があり、残業もある可能性が高いです。
そうなると、保育園へ子どものお迎えに行くことも難しくなりますし、急に休むことができない場合もあります。
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シングルマザーはパートか正社員かどっち?|労働条件で仕事を探しましょう
どの働き方にもメリット・デメリットが存在します。
しかし、パートか正社員か?で探すのではなく、社会保険や労働保険などの労働条件を重視して仕事を探してみましょう。
パートでも社会保険・労働保険に加入できる?
簡単に社会保険と労働保険の説明をします。
【社会保険】
- 健康保険
- 医療保険
- 厚生年金
- 年金保険
- 介護保険
【労働保険】
- 雇用保険
- 労災保険
実は、パートやアルバイトでも週20時間以上の労働をしていれば、社会保険と労働保険に加入できるのです。
社会保険・労働保険に加入していれば、失業をしたときに”失業手当”や”傷病手当”を受け取ることができます。
万が一のときのために、社会保険と労働保険が完備してあるところで働くことをおすすめします。
正社員登用制度があるところを探す
「今はパートがいいけど、子どもが大きくなったら正社員で働きたい」という方は、”正社員登用制度”があるところを探しましょう。
正社員登用制度はアルバイトでも対応している場合もあります。
正社員登用制度があるところで働くことができれば、最初はパートで働いて、子どもが大きくなったら正社員に変更することが可能になり、次の仕事を探す手間がなくなります。
また、慣れている環境と職場仲間がいるところで働くことができるので、先進的負担も軽くなるでしょう。
そうは言っても、身近になかなか正社員登用制度のある企業がないかもしれないし、働きながらだと探す時間も無いかもしませんね。
転職相談したくても、どこに聞いたらいいかも分からないし、時間もない。
だったらおすすめはこの2社です。
リクナビNEXT公式サイトへいく
リクルートエージェント公式サイトへいく
リクナビは無料登録で職務経歴や希望を載せておけば、企業から連絡があるかも。無料だし、やっておいてもいいかも。
リクルートエージェントは非公開求人が多いのが特徴だから、新しい仕事先を探せるかも。無料のフォローも手厚いのでいいと思います。
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シングルマザーはパートか正社員か迷う|収入でカバーできないところは国からの手当に頼る
いくら保険に加入できても、実際の収入では心細いという方も多いですよね。
そんなときは、国の自治体から受け取れる手当や助成金を確認しましょう。
シングルマザーが受け取れる可能性のある手当はこちらです。
- 児童扶養手当
- 児童育成手当
- 特別児童扶養手当
- ひとり親家族医療費助成制度
- ひとり親家庭住宅制度
また、分からない場合は市役所に行って相談するのも良いですね。
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パートか正社員かシングルマザーさんが迷うのは当然です|自分と子どもに合った働き方をしよう
働くのにパートか正社員か悩んだ場合は、まず社会保険と労働条件を確認しましょう。
また、お子さんの年齢と自分のキャパに合ったところを選ぶことをおすすめします。
いくらお金がないからといって、無理に正社員で働き、体を壊してしまうと子どもにも迷惑がかかります。
「大変だけど、なんとかやっている」というシングルマザーはたくさんいますので、みんな頑張っていますよね。
筆者としては、在宅ワークはきちんと確立されたらいいなと思っています。
そう思って、忙しくて稼ぎたいシンママさんにおすすめできる、人気の在宅ワークをまとめた別館ブログを今作っています。
シングルマザーさんに限った事ではないですが、メンタルが参ってしまったり、健康面で不安な方だっていらっしゃいます。
在宅の求人やZOOM面接が一般的になったら、シングルマザーさんの疲労も不安も減るかも知れませんね。
保育園に子供を預ける事ができたら、時間の融通がある程度利くところでシッカリとお給料を頂いて働けたらと感じます。
頼れるものは頼り、自分を大切に働ける場所を探してみてくださいね。
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